e-sportsの大会で勝利を目指したり、ランクマッチで上位を目指しているゲームガチ勢にとって重要な能力の1つに「反射神経」があります。
この記事では、反射神経のセルフチェック法や反射神経を鍛えるトレーニングについてご紹介します!
反射神経を高めて、ゲームプレイの「ここぞ!」という時のパフォーマンスアップを目指してください!
反射神経とは
反射神経とは、存在する神経のことではありません。
反射神経とは、目や耳などの五感で感じ取った情報が脳に伝わり、脳から運動神経に命令が伝わるまでの速さを表した言葉のことです。
なので、この脳から運動神経までの情報伝達が早ければ、反射神経が良いと言い、遅ければ反射神経が悪いということになります。
反射神経が衰える理由
反射神経は歳をとると衰えていきます。30代後半から40代前半は反射神経の低下を感じやすいと言われています。
高齢者ドライバーが咄嗟の判断ができずに事故を起こしてしまうのも、反射神経の衰えによる影響が大きいです。
反射的な動きが衰える原因に、目の周りの筋肉が衰えることで目の動きが悪くなり、脳に情報を伝達するのが若い頃に比べて遅れてしまうことがあると言われています。
中高年ゲーマーの反射神経はこんな状態になっています↓
目の反応が鈍る→脳への情報伝達が遅れる→脳から運動神経への情報伝達が遅れる→運動神経も衰えているので動きが鈍る
若いゲーマーのように即座に反応できないと感じている中高年ゲーマーは、反射神経の衰えが1つの原因だと言えます。
反射神経の測定方法
あなたの反射神経が衰えているかどうかをチェックする方法を、2つ紹介します。
①アナログな測定方法
やり方は落とした30cm定規をどれだけ素早く掴めたかチェックするだけです。
- 他の人に定規の端を持ってもらう(定規が縦になるように)
- 定規の反対側の端にあなたの手が合うように位置を合わせる
- 定規を離してもらい、落ちてきた定規を親指と人差し指で挟みます
- 親指の上側の目盛を記録します
- 5回行い平均を取ります。
5cm未満であれば、あなたの反射神経は十分に機能していると言えます。
20cm以上だったり、掴めなかったりすると、5cm未満で掴めた人と比べて反射神経は衰えていると言えます。
②デジタルな測定方法
パソコンやスマホでできる反応テストツールを紹介しているサイトがあるのでリンクを貼っておきます↓
https://tps.game-tansaku.net/gunshooting/aim/page2943/
反射神経を鍛えるトレーニング
目から脳への情報伝達と、脳から手の筋肉への情報伝達がスムーズになることで、ゲーマーに必要な反射神経は鍛えられます。そのための効果的なトレーニングをご紹介します。
①周りの風景に意識を向ける
電車に乗っている時など外に目を向けて、看板や標識などに書かれているものを読み取るようにしたり、道を歩いている時に走っている車のナンバープレートを読み取ったりしてください。
これによって、目が情報を脳に伝える力を鍛えられます。
対戦相手のちょっとした動きを瞬時に捉えて、脳に伝達できるようになることで、反応が速くなります。
②複雑な動きを反復練習する
格闘ゲーマーなら複雑なコマンドを繰り返し入力することが、反射神経を鍛えるために効果的です。
正確にコマンドが入れられなければ出したい技が出ないので、正しく発動させるためには感覚と動きを一致させる必要があるからです。
この感覚と動きの一致こそが反射神経を鍛える方法になります。
③ダンスを練習する
ダンスもおすすめです。初めてみる動きを目で見て真似ようとしても、思うようにできない人は多いはずです。
これはそのダンスのための運動神経がないことも理由ですが、脳から筋肉に正確に情報伝達できていないことも原因と考えられます。
ダンスを練習し、見ているものと動きを一致させることが、反射神経を鍛えるために効果的です。
反射神経を鍛える方法【ゲームスキルを高めたい人必見】 まとめ
ゲームパフォーマンス向上のためには、反射神経を鍛えることはマストです。
中高年ゲーマーの反応速度が遅くなるのは、目の周りの運動神経の衰えによる、目の動きの悪さによる脳への情報伝達の遅さ、脳から筋肉への情報伝達の遅さなどが原因として考えられています。
目で捉える力をつけるために、周囲にある文字などを読み取るようにしたり、複雑な動きをできるまで反復したりすることで、反射神経を鍛えることができます。
最高のプレイのために、反射神経を鍛えてゲームスキルアップに励んでください!