声優?!格ゲーマー?!e-sports業界を盛り上げる異色の経営者に取材!

声優?!格ゲーマー?!e-sports業界を盛り上げる異色の経営者に取材!

ガチゲーマーのコンディショニングをサポートしているサプリメントブランド「ガチサプ」を運営する株式会社テマヒマの代表平岡が、e-sports業界で活躍する方に直撃取材するシリーズです。

第一弾は、会社を経営しながら、声優として個人でも活動し、プロゲーマーを目指すプレイヤーの支援をされている株式会社Divideの山下さんに取材をしました。

経営者と声優の二足のわらじ

平岡「本日はよろしくお願いします。ガチサプを販売している株式会社テマヒマの平岡です。クラウドファンディングでのご支援ありがとうございました。今回は特別取材ということでお時間をいただきありがとうございます。まずは、簡単に自己紹介をお願いできますか?」

山下「よろしくお願いします。山下と申します。色々なことをやっているのですが、まず株式会社Divideという会社を経営しています。この会社では企業のウェブマーケティングの支援を行っています。戦略の策定やアイデアの壁打ちなどに取り組んでいます。」

 


平岡「その他はどんなことをされているのですか?」

山下「グラフトンノートという会社の方で事業マネージャーをしていて、デジタルマーケティング支援やデータ分析基盤の構築などを行っています。」

 


平岡「なるほど、マーケティングは任せろって感じですね!」

山下「はい(照)。あと個人で声優もやっています。以前は声優事務所に居たこともありましたが、会社を立ち上げる時に辞めて、フリーランスとして活動するようになりました。」

平岡「声優さん!初めてお会いしました。フリーランスの声優さんだとどういうお仕事があるのですか?」

山下「よくイメージされるアニメなどのコンテンツではなく、企業様向けの映像のナレーションなどが主な仕事ですね。宅録と言って自宅で収録できる環境があるので、個人でも仕事ができています。」

平岡「なるほど、映像に声は必須ですもんね。元々は声優で食べていきたい思いはあったのですか?」

山下「そうですね。高校生くらいから声優に興味を持って、鳥取の実家から学びの機会の多い都会へと出てきました。大学に通いながら声優の養成所に通って技術を学んでいましたね。」

 

声優の仕事を深ぼってみました

平岡「声優の仕事ってどうやって依頼が来るのですか?」

山下「知り合いから紹介いただくケースが多いですね。音響監督をされている方とか、収録スタジオさんとか。それでボイスサンプルを送って、みたいな感じです。」

平岡「なるほど、人間関係が大事な業界なんですね。個人で活動されている声優さんって多いのですか?」

山下「そうですね。コロナ禍のタイミングで増えたと思います。コロナ前後で声優業界もすごい変わってまして、元々はアニメなどはスタジオに集まっての収録だったんですけど、コロナ時期はそれが一人ずつブースに入って収録する形になったりと、仕事のやり方が変わりましたね。」

平岡「確かに、声を出しあうから飛沫も凄そうですもんね…」

山下「昔はみんな集まってやるから時間も一日中押さえられてたんですけど、今はピンポイントで2時間だけとかになったので、声優さんたちの稼働時間も減ったんです。」

平岡「コロナをきっかけに生産性が上がった感じなんですね。」

山下「まあ作品のクオリティとかお芝居する側としてはやっぱり一緒にやりたいんですけど、制作の進行は大きく変わりましたね。」

平岡「確かに、掛け合いとか臨場感が大切そうですもんね。」

山下「それもあって、Vtuberとか配信とかをする声優さんも増えてきた印象です。僕みたいにフリーでやってる声優さんは、家で時間を持て余すようになっていった感じです。」

 

今後の展望を聞いてみました

平岡「色々やられている山下さんとしては、どれをもっと伸ばしていきたいとお考えですか?」

山下「自身の会社でeスポーツに関連する事業を立ち上げていきたいと考えています。そして、その事業において自分の強みでもある声優という仕事をうまく掛け合わせられないかなと。」

平岡「いいですね!エンタメに声は必要ですもんね。ちなみに、現状はeスポーツと声優さんとはどのような絡み方があるのでしょうか?」

山下「やっぱりメインは配信とかになりますね。僕自身もゲームのプレイを配信していたりしますし、声優仲間で集まってゲームをプレイすることもあります。」

平岡「そういうグループがあるのは楽しそうですね!」

山下「はい、こういう繋がりを仕事に活かしていきたいと感じています。」

平岡「なるほど。eスポーツを楽しむ声優さんのコミュニティは存在するものの、その関係性を活かしたビジネスをどう展開していくかが課題という感じですね。」

山下「そうですね。手っ取り早い方法としては、ゲームメーカーさんが使っていただけることなのですが、それはなかなか難しいですね(苦笑)。」

平岡「個人の声優さんでもインフルエンサーとして認知されれば、その影響力によって依頼はもらえるとかそんな感じですか?」

山下「そうですね。声優仲間には、実際にゲームキャラの声をしている人もいたりするので、もっとそういう機会を増やしていければと思っています。」

 

e-sports × 声優の可能性について聞いてみました

平岡「今後eスポーツ×声優をビジネス化していくにあたって今やられていることはありますか?」

山下「今、プロゲーマーの梅原さんの企画に出て注目をされた向坂さん(ゲドチン)という声優仲間がいて、彼の活動のサポートをさせていただいています。」

平岡「おー!活躍してた方ですよね!知ってます!」

山下「決勝戦にも招待してもらって現場で観てたのですが、心を打たれました。彼、ストリートファイターをでいまだにPS4プレイしてるんですよ。」

平岡「え、すごい…」

山下「なんかすごくポテンシャルあるもったいないなと思ってサポートすることにしました。先日、弊社にゲーミングPCを置いて、彼のためのトレーニング環境を用意にしたんです。今は2人で何かできることがないかを模索しています。」

【オフィス内に設置されたトレーニング環境】



平岡「いいですね!声優の中からタレント的な人をどんどんと作っていく感じですね。有名になれば仕事を集めやすくなるし、事業として運営できそうです。山下さんに依頼すればeスポーツ×声優という活動の機会を提供してもらえると、声優の方たちの間で広まればよりビジネスチャンスも拡大していけますね。」

山下「はい、なのでまずは彼にスポンサーをつけるというのが今年の目標ですね。」

平岡「それにしてもPS4であの強さはすごいですね。重力スーツを着ながら戦ってるみたいな感じですもん。脱いだ時のポテンシャルがすごそう(笑)」

山下「PS4と思えない反応速度ですからね(笑)」

平岡「今の取り組みが1つのモデルケースになるといいですね。」

 

e-sports業界について思うこと

山下「はい。声優に限りませんが、事務所に所属していても仕事がある人ばかりではないんです。生活のために声優とは関係のないアルバイトをして暮らしている人も多いです。それって、すごくもったいないなと思っていて。」

平岡「プロゲーマーとかもそうですもんね。。」

山下「声優の仕事であれば、仕事をすることでスキルの向上ができますが、関係ない仕事をしているので、稽古の時間もあまり取れず、声優としてのスキルも磨かれないみたいな状況になっています。」

平岡「それって、可能性が潰されていますよね。」

山下「そうなんです。なので、少しでもサポートすることで、本来やりたい仕事にかけられる時間を増やしてもらいたいと思っています。スキルを活用できる仕事を紹介してあげるのも、1つの方法かなと。」

平岡「企業においても動画の活用は増えているので、声優さんの仕事ももっと増えて良い状況ではありますよね。そこにもしかしたらビジネスチャンスがあるかもしれないですね。」

 

個人の活動についても聞いてみました

平岡「ちなみに、ご自身が表舞台に立つことについては、どうお考えですか?」


山下「新卒から会社員をやり、今は会社を経営していたりと、結局ずっとその声優一本でやってきてはいないところに、自分自身ちょっとコンプレックスを持っていまして。生活のこととかを考えると、やりたいことだけに向き合えなかったので、自分と同じようなジレンマを抱えている人を支えたいと今は思っています。誰かの可能性を高めたい、それが取り組んでいきたいことだなと感じています。」

平岡「やりたいことがあるのに、それに全力で向き合えていない人が、他のことを気にせずいられたら、とても良い世の中になりますね。」

山下「あとは個人的には声優業ももっとやっていきたいと思っています。とあるコンテンツ制作のプロジェクトにも関わらせていただいていたりと、最近はやりたいことを自分達でやろうとしている方たちとの取り組みが増えてきています。」

平岡「いいですね!待つのではなく、自ら取りにいく人しか得たいものは手に入れられないですから。」

山下「あとは格ゲーの大会もやりたいですね。自分の声を活かして実況やりたいなと。自分で開いてしまえばすぐにできますし。自分自身が格ゲーに興味を持ったのも実況のアールさんを知ってからだったりするので。」

平岡「声優さんだけの大会とかやっても盛り上がりそうですね。ボイチャも公開してそれぞれの個性を声で表現するような。」

山下「楽しそうですね。メンバーもいるのですぐにでもやります!」

 

最後にメッセージをいただきました

平岡「では、最後に改めてアピールしておきたいことがあればお願いします。」

山下「ゲドチンの応援をよろしくお願いします!二人三脚で盛り上げるために色々と取り組んでいきますので、配信も是非観てください!(僕も配信しているのでそちらもお願いします!)」

平岡「全力で応援します!お二人の取り組みが周りにも影響を及ぼせるようになれば、同じような取り組みも絶対に増えていくと思うので、是非頑張ってください!」

会社を経営しながら声優として活動をする山下さん、ゲーマーとしての活動を通して、eスポーツ×声優というジャンルの確立を目指されています。

山下さんと一緒にeスポーツを盛り上げていきたいと感じていただけた企業様、是非山下さんにご連絡してみてください!


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マーケティングで困っている方は山下さんの会社に是非ご相談ください!

株式会社Divide https://divide-inc.com/

ナレーションなど声優のお仕事もご依頼できます!

X:@kunpei_voice

Twitch:https://www.twitch.tv/kunpei_k9


山下さんがサポートされている格ゲーマーの「向坂淳(ゲドチン)」さんの応援もよろしくお願いします!

X:@gedot1n

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